ひざの痛みの原因として、関節が炎症を起こしてしまう「関節炎」が挙げられます。
なぜ、炎症が起きてしまうのでしょう? どうして痛くなるのでしょう?
まずは膝関節の仕組みや働きを知って、痛みの原因を理解しましょう。
軟骨は耐久性があるものですが、年齢を重ねるにつれてすり減っていきます。関節を保護する軟骨がすり減ることにより、徐々に「変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)」を発症します。 また、「関節リウマチ」や、以前にスポーツ中のケガなどによってひざの靭帯を傷めたり、骨折をしたことが原因で関節の変形が生じることがあります。そのため、体重がかかるたびに、軟骨の下の骨同士がこすれ合って、痛みを生じたり、こわばったりするようになります。